知っているようで知らない、”busy”のニュアンスのお話。
お久しぶりです。英会話教室ハロー・ワールドの代表、小畑(夫)です。
随分更新が滞ってしまっておりました。
本業である質屋の方でホームページのリニューアル作業があり、
当ホームページを立ち上げた経験のある私にすべての責任が降りかかっていたのでした。
おまけに社内システムの更新にも立ち会うことにもなってしまったり。
なまじパソコンが使えると便利屋的に仕事が振られる※んだよなあ、としみじみ思った数ヶ月を過ごしていました。
さて、そんな忙しいを英語で言うと、というのが本日のトピックです。
そんなの”busy”に決まってるだろ、中学生じゃないんだぞとお思いのみなさん。
その通りです。今日は”busy”についての解説です。
こっちは忙しいんだ、といわず、是非お付き合いいただければと思います。
忙しいと”busy”、実はニュアンスが異なる言葉であったりします。
忙しいを広辞苑で引くと、
①急がずにはいられない。落ち着かない。
②ひまがない。用が多い。多忙である。
という意味であることの解説が出て来ます。
ビジネス書なんかだと心が亡くなると書いて忙しい、という言い回しがよく出ますが、
何となくネガティブな意味合いが強いですね。
これに対して”busy”には、
活気がある、にぎやかである、という意味合いが含まれています。
”Disneyland is so busy during Golden week!”
(ゴールデンウィーク中のディズニーランドは人でごった返してる)
のような使い方ですね。
ちなみに、
”Yamanote Line’s rush hour is busy”
(山手線のラッシュアワーは激混みする)
のようなネガティブな使い方もできます。
この違いは忙しさが指す範囲の違いが理由です。
日本語の忙しいの場合、忙しいのはあくまでも個人の状態を指します。
あの人は忙しそうだねえ、のような使い方でも、忙しい空気までは内包しない。
そういうのは「あわただしい」という語の出番ですね。
対して英語の”busy”は周囲の環境まで含めた忙しさを指します。
あわただしい+忙しいで”busy”という語になるのですね。
ですので日本語の忙しいよりも使える場面が多くなります。
ちなみに私がよく使うのは、
”OMG, my favourite ramen shop is SO BUSY!”
(なんてこった、お気に入りのラーメン屋が混んでる!)
だったりしますが。
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是非、ご応募していただければと思います。
※これはまだかわいい方で、エクセルの使い方のようなパソコン教室のような仕事が振られることもある