イギリスの子供が嫌いな野菜ってなーに? というお話。
こんにちは、英会話教室ハロー・ワールドの代表、小畑(夫)です。
子供が野菜を食べなくて困っております。
ただ食べないならともかく、人の皿から食べ物を奪っておいて「やっぱりいらなーい」
とやられるのはなかなか堪えるものがあります。
そうやって大きくなるものと言われればそうなのですが……
さて本日は、イギリスの子供が嫌いな野菜ってなーに?
というお話。
エマ先生と暮らしていて「そんな、バカな」となることは珍しくないですが、
その中でも割と上位に来た事案としてイギリス人はピーマンを食べない1というものがありました。
日本において子供の嫌いな野菜の絶対王者として君臨する※1ピーマンを食べないとするのなら、一体何が嫌いな野菜なのか……?
という疑問をエマ先生にぶつけてみました。
エマ先生いわく、イギリスで子供が嫌いな野菜のトップはキャベツとブロッコリーとのこと。
ニンジンは入ってくると思っていただけに意外でした。
キャベツなんてクセもないしコスパもいいしで完璧な野菜じゃん、と思うのですが、
向こうではキャベツ=病気のときに食べる物というイメージが強いらしく、あんまりありがたくない存在なんだとか。
確かにキャベツを胃薬として使う※2というのは聞いたことがありますが……
ちなみに、ミネストローネにキャベツを入れてボリュームを出すのは日本独特なんだそうで、
エマ先生が風邪を引いた時に出したらスゴい嫌な顔をされたことがあります。
このように、文化の違いを理解していないと知らず知らずのうちに地雷を踏んでいたということが結構あります。
ネイティブの先生に文化の違いを質問するのも立派な、そして実践的な勉強になりますので、教室に来た時は是非質問してくれればと思います。
※1:なお、最近は品種改良が進んだか食の多様性が増したのか、子供はピーマンが嫌いというのは過去の話になりつつある。
※2:実際に日本にもキャベツの成分を利用した胃薬が存在する。