同音異義語は日本人にも難しい。いわんや外国人おや
こんにちは、英会話教室ハロー・ワールドの代表、小畑(夫)です。
連休はいかがお過ごしだったでしょうか?
我が家では娘に振り回されてバタバタしていました。
「おいでー」とか「ここ(に座れ)」とか、微妙に命令口調で私に指示を出してきます。
我ながら尻に敷かれてるなーとは思うのですが、
男なんぞ家庭内では尻に敷かれてるくらいの方が平和かと思ってニコニコしています。
さて本日は、日本は同音異義語が多すぎる、というお話。
娘は何故か辞書※1が好きで、暇があればパラパラと、時にワイルドにグシャッとページをめくっています。
字が読めるのはまだまだ先ですが、将来的には必要だしいいかーと思っていたところ、
”Shall we play a game?”
(ゲームをしない?)
とエマ先生が聞いて来ました。
エマ先生の発案するゲームは大抵私に一方的に不利なルール設定がしてあります。
ですので微妙な気分になるのですが、受けて立たないのも負けた気がするので、
”Yes”と答えなければなりません※2
今回エマ先生が提案したのは辞書を使ってお互いの言葉を正確に翻訳できるか、というゲーム。シンプルながらも英語の語彙と言い換えのための国語力がないとできなゲームだったりします。
エマ先生の初手は「あげる」でした。随分簡単だな、と思ったものの、
”Up”と無難に答えました。
ところが、”No”という返答が。
おかしいと思ったものの、”Rise”や”Increase”など該当しそうな単語を言ってみるもののいずれも不正解。
諦めて答えを聞くと”arrest(逮捕)”一瞬、なんでと思いましたが、
確かに、「(犯罪者を)挙げる」と言いますもんね。回答できるかどうかはともかく。
日本語は漢字を使用することもあって同音異義語が多く、
話し言葉だけでは意味を判断しきれないという場面が結構あります。
日本人すら咄嗟にはわからないとなれば当然、
外国人の方が日本語を話す場合にはネックになりやすいので、
もし外国人の方と日本語で話す機会があったら気をつけてくださいね。
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※1:デザインが目を引くが、巻頭の特集ページ以外はいたって真面目な英和・和英辞典である。
※2:ちなみに私も相応にやり返しており、しりとりなどはひたすら「り」で終わる言葉を投げつけるプレイスタイルを貫いている。