スイカが野菜でトマトが果物――国や学問で異なる定義とは

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 こんにちは、英会話教室ハロー・ワールドの代表、小畑(夫)です。
 先日、娘が”Apple”を理解したらしく、リンゴを見て「アポ」と言っておりました。今まではすべての果物が”Banana”だったらしく、果物は端から「バナ」だったので恐るべき進歩です。

 さて、本日はそんな、果物の分類というお話。

 みなさんの周りではスイカを見ると「スイカは草から生えているから野菜」という知識を語る人に出会ったことはありますか?
 ちなみに私はモロにそういうタイプで、子供のころは結構得意げに話していた記憶があります。
 周囲の大人からするとさぞ小賢しかったろうなー、と冷や汗がでます。ですが、学校の授業で習ったことを語って聞かせるのは立派な復習になりますので、お子さんがそんなことを言っていたら「そうなの、知らなかったー」と言ってあげてください。

 この果物なのか野菜なのかという論争において、実は国によって扱いが違うという食べ物があります。
 それは、なんとトマト。”Tomatoes are fruits”というエマ先生の説明を受けた私は開いた口が塞がらず、”But tomatoes are grown on a vine, not on a tree” (でもトマトって草から生えるよ、木から生えてないよ)”と、小学校の理科で習った知識で反論すると、”It’s common knowledge in the UK” (イギリスの常識だから)”とすげなく言われてしまいました。

 どうやら、「果物とは花から成長した実のことである」という定義づけでトマトを果物としている国があるようです。イギリスだけのトンデモ理論かと思いきや、フランスや台湾などでも果物扱いなのだそうです。でもその定義で行くと、キュウリやナス、カボチャといった葉野菜をのぞくほとんどの野菜が果物に分類されてしまうような……?

 アメリカではトマトは野菜なのか果物なのかという議論が法廷闘争にまで発展し、野菜ということで決着した判例があるのだとか(似たような法廷闘争にはドイツにビールの泡はビールなのか、というものもあります)。

 文化の違いで同じものを注していてもニュアンスが違う言葉がある――というのはよくある上、自習だけだと気づきにくいポイントだったりします。
 私たち英会話教室ハロー・ワールドでは、ネイティブの先生が丁寧に教えますのでこのようなニュアンスの違いもしっかり勉強できます。無料トライアルも随時受け付けていますので、よろしくお願いいたします。

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